不倫。
色々な映画やドラマ、小説でもよく使われる題材です。
実は私が見る限り、不倫は多くの場合、
「恋愛依存」の女性がなっている傾向にあると思います。
ここでは、「不倫は良くない」という正論を語るのではなく、
何故不倫をしてしまうのか、
どうしたら本当に「幸せ」だと思える恋愛ができるのかを
考察していきたいと思います。
1.何故不倫をしてしまうのか？
最初に言ってしまうと、それは「自尊心」が低いことが
原因の一つにあると思います。
分かりやすく言うと、「自分は大切にされて当然」という
感覚がとても薄いのです。
「自分は大切にされて当然」という感覚がしっかりと
根付いていると、既婚者が口説いてきても
「じゃあ、別れてからいらしてくださいね（にっこり）」と、
笑顔であしらえたり、
「この私に失礼なことをしないでください」
と怒れたりします。
恋愛依存の女性はこの「自尊心」が低い場合がとても多いです。
そのため、
「こんな私を口説いてくれるなんて」
と、疑いながらも嬉しく思ってしまったり、
甘い言葉を本気にしてしまったり、
「自分はその程度の扱いを受けて当然だ」と
無意識に思ってしまっているため、
優先されない立場に甘んじたりすることになります。
「自分は大切にされるべき人間だ」という意識がしっかり
していれば、多くの場合毅然とした態度が取れます。
しかしその意識が薄いので、逆に自分を好きだと（言葉の上でも）
言ってくれる人は貴重です。
好きだと言ってくれる人を失いたくないがために、
別れられないということがままあり得るのです。
2.不倫は悪いことなの？
ここでは世間一般に言われていることはあまり重視しません。
不倫が「悪いこと」となっているのは、大抵の人が
「自分のパートナーが簡単に浮気（不倫）をしたら嫌だから」です。
なので、それを「浮気・不倫は悪いこと」として皆で
攻撃するようにしておけば、犯罪に刑罰があるのと同じで、
ある程度の抑止力があると考えているからです。
（少なくとも私はそう思います）
勿論、自分だってパートナーが浮気したり、不倫したりしたら
悲しいですよね。
人が悲しむことはしたくない。
誰だって心の中に、そういう気持ちはあると思います。
だけど自分のことでいっぱいいっぱいになっているときに、
人のことまで思いやれたりしないんです。
だからまず、「不倫は悪」として断罪する前に、
「どうしてその人が不倫してしまうのか」を考える必要が
あると私は思っています。
3.不倫をやめたい。だけどやめられない。
何故不倫をしてしまうのか、とつながっていますが、
やめられない理由は「依存対象がいなくなるのが怖いから」です。
（もちろん、「彼のことを好きだから」というのも大事な理由ですよ）
だけど、それが薄々分かっていても、
「じゃあ明日別れます」
とは中々ならないのが難しいところです。
恋愛依存の状態の時、とても世界は狭いのです。
その世界で寄りかかっている支えを失ってしまうと、
自分はどうやって生きていけばいいのかさえ、
分からなくなる時があります。
じゃあどうすれば良いか？
それにはまず、自分で自分を支えられるようになることが
重要です。
だけどその方法って、ネットでどんなに検索しても、
中々出てこなくないですか？
勿論、ヒントを沢山くれているサイトも中にはあります。
だけど、
・今の状況を変えるのが怖い
・深く考えるのが怖い
・彼を失うことになるんじゃないかと思って怖い
などの、多くは「怖い」という感覚で、
中々踏み出せなかったり、ピンと来なかったりします。
実は、彼を失うことになるか、失わずに何らかの形で
進んでいくかは、どちらの道もあり得るのです。
そして、しっかりと自分を知ることが出来れば、
どちらの道になっても「幸せ」だと、自分が納得して
進むことができるのです。
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