デートの後の寂しさの正体って?
彼といるときは本当に幸せ。 だけど、バイバイした途端に「寂しい」モード。
この寂しさの正体は何なのでしょう? この寂しさがなくなれば、依存だって減るのに……と、考えている方も少なくないのではと思います。
次に会えるのはいつかを考えて、彼に会える日までを指折り数えて、楽しかったデートのハイライトを思い出して次の逢瀬を待つ……。
ずーっとずーっと考えるのは彼とのこと、です。
寂しいから会いたい。 寂しいから声が聞きたい。 寂しいから抱きしめて欲しい。
あなたは、彼と会う理由が、彼と付き合う理由が、「寂しいから」になっていませんか?
もちろん、孤独を感じることが悪いわけでも、寂しいから寄り添うというのがいけない訳でもありません。
大事なのは、寂しさを彼で穴埋めしていないか、ということ。
よく言いますよね、自分の孤独を自分で埋める、って。 だけど、例えばネットで検索すると出てくる解決方法。
「寂しさを彼氏で穴埋めしていませんか? その解決法は、自分の孤独は自分で埋めることです!!」
ジャジャーン! みたいな。
「で?」って思いませんか?
「それはどうやったら出来るようになるの?」
って。
趣味を持ちますか?
山に登る?
ヨガをする?
スポーツをする?
読書をする?
映画を観る?
そんなこと、もうやってたりしませんか?
だけどその趣味の最中ですら、彼のことを考えてしまったり。 だからこそ、とても苦しいしきついんですよね。
実はこの寂しさの根源を辿ると、過去の記憶に行きつくことが多いです。
分かりやすく言うと、過去に、「私は愛されていない」という思いをしたことがある、ということです。
ピンとこない方も、「分かる分かる、私それだ」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
「寂しさ」を考えるとき、まずはこの過去の自分の思いに気づくことが、寂しさから抜け出す第一歩となります。
多くは親や兄弟、あるいはとても身近な人との関係を考えることになるのですが、ここで、「親とは色々あったけどうまくいってるし、親のことを悪く思いたくない」とか、「今はまだそこまで考えられない」とか、「親兄弟を悪く言うなんてダメだ」とか、色々な抵抗が出てくる場合があります。
事実を受け止める、というのと、 親のことを悪く思う、というのとは実はちょっと違います。
「実は親の言動によって自分は とても傷ついてきたし、自尊心がとても損なわれてきた」
ということを、ありのまま受け止める、ということです。
親が悪いとか悪くないとか、そういう問題ではないのです。
ピンとこない方も、分かる分かるという方も、まずはここに「気づく」かどうか、そしてその次に「受け止める」かどうか。
それが遠回りのようで「寂しさ」を常に感じてしまう状態から抜け出す 確実な道でもあります。
一人で悩まないでくださいね。
迷ったり困ったりしたら、ぜひご相談ください。
初回お試しカウンセリングを実施しています。
あなたの「寂しさ」や「苦しさ」、ずっとこのままというわけでは、ないですからね。
野々宮 菜乃